どうしてマークが必要なの?
          私たちの生活の中で、日頃、何気なく目にしている様々な種類のマーク。
          その中でJHIAの認証マークは、法律で義務付けられたものではありません。
          それでもJHIAの認証マークは、途切れることなく毎年たくさん発行され続けています。
          
          なぜ強制ではないのに認証マークが必要なのでしょうか?
          
          皆様は「第三者機関」という言葉を聞いたことがありますか。
          「第三者機関」とは、その製品の製造事業者・輸入事業者でもなく、それを使用する消費者でもない団体のこと。
            私たちJHIAもそのひとつです。
          
            製造事業者・輸入事業者でもなく消費者でもない「第三者」が、「公平性」「透明性」「中立性」を保つことにより厳しい目で製品の検査を行うことが可能になります。
          
            また、製造事業者・輸入事業者も第三者の検査を受けることにより誤って欠陥商品を世の中に出してしまったり、それによって生ずる事故を未然に防ぐことが可能となります。
          
            消費者にとっても同様です。第三者機関の「認証マーク」があれば安心して製品を購入することができます。
          
            現在、市場で流通している製品は、国内の製造業者だけでなく輸入品もあり、種類も多種多様となっています。
            「本当にいいもの」から「これでいいの?」と言わざるを得ないものまで…。
            消費者にとっては、何を基準に選んだらいいのかわかりません。
          デザイン、色、大きさ、機能、価格など…。
          どれに重点を置いて選ぼうかな?でもその前にベースとなっているのは、やはり安全性です。
          
            「認証マーク」があることによってその製品が社会からも信頼される製品へと繋がっていくのです。
            作る人、売る人、買う人、使う人…すべての人にとって目安となるマークなのです。
            だからこそ「第三者機関」の「認証マーク」が不可欠なものとなっているのです。
          
          
            
製品を製造している会社が自社で検査してはいけないの?
            日本の法律では「認証」は強制ではありません。
            しかしながら、先に述べたものに加え、各会社の、そしてその製品を生み出した技術者たちの製品に対する思いが真剣になればなるほど「第三者の厳しい目」が必要となってくるのです。